この作品は、当館の松岡享子名誉理事長が、生涯を通して力を注いだ「お話の普及」に焦点をあてたドキュメンタリーです。
今回の上映会は、もともと昼の部のみの予定でしたが、予想を上回る反響で、急遽、夜の部も追加開催。全国各地から約750名の方々にご参加いただきました。
上映に続き、監督の森英男さんと理事長の張替とのトークの時間も。
森監督が当館にいらっしゃる最初のきっかけとなった石井桃子さんのこと、松岡さんに背中を押されて、3本立て映画『子どもに本を――石井桃子の挑戦』を制作されたこと、目に見えない「お話」を映像化するという今回の企画の難しさなど、私たち職員も知らなかったエピソードの数々をお聞きすることができました。
その後は「お楽しみ」の時間です。開演前に入札していただいた、サイレントオークションの発表を行い、最後には、職員と会場のみなさんで一緒に、松岡さんの大好きだったわらべうた「オイノコサンヲイワイマショ」をうたいました。
こうしてみなさんと50周年の節目をお祝いできたことは、私たちにとって、これからの50年、100年に向けた、大きな励みとなりました。
ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました!
上映会でご覧いただいた映像のDVD(個人視聴用、図書館貸出用)も発売しました。上映会においでになれなかった方も、ご自宅でご覧になることができます。どうぞご注文ください。
松岡さんの語りを収録したCDも同時発売中です。