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●本と子どもとタンザニア 鈴木晴子
今号は、当館職員によるアフリカ体験記です。筆者は、当館研修生修了後、公立図書館勤務を経て、2011年から2 年間、青年海外協力隊員としてタンザニアの、主に学校図書館で児童サービスを行いました。まずは埃だらけの図書室を整備し、子どもたちへの本の貸出を開始。『おおきなかぶ』や『ひとまねこざるときいろいぼうし』等を、現地の人たちも巻込んでスワヒリ語に訳して読み聞かせするなど、本を通して子どもと、おとなとも繫がっていく過程は読み応えたっぷり。“ 遠い” アフリカが身近に感じられる評論です。
○この人、この本 竹の子文庫 中尾幸さん
○新潟の本棚から 第2回 真壁伍郎
○ランプシェード「ロールプレイの試み」松岡享子
・書評 『それでも、海へ』『 ぼくたちは戦場で育った』
・良書再読『町にきたヘラジカ』
・本の会から『たらふくまんま』ほか