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●特集 瀬田貞二Ⅱ
・子どもの読書に空想物語の必要性を説く 瀬田貞二のファンタジー論 吉田新一
瀬田貞二特集第2回目は、生前、瀬田氏と親交のあった吉田新一氏に、瀬田さんのファンタジー論についてお書きいただきました。瀬田氏の著書『児童文学論』上・下と『絵本論』(福音館書店)から、ファンタジーにふれた文章を引用しつつ、要点を解説していきます。まず、子どもが優れたファンタジー作品を読む必要性について。さらに、『ふしぎの国のアリス』『かいじゅうたちのいるところ』など、作品の分析も紹介します。
筆者の吉田氏は、「瀬田氏の豊かな感性と鋭い洞察力に敬服の念を深めました」と結んでいます。その妙味を、ぜひこの機会に味わってください。
○この人、この本 日本図書館協会 児童青少年委員会委員 中多泰子さん
○新潟の本棚から 第4 回 真壁伍郎
○ランプシェード「あのクマとの久しぶりの再会」松岡享子
・書評 『ミスターオレンジ』『 賢治童話ビジュアル事典』 『 憲法と君たち』
・本の会から『くらのそとのお針箱』