現在の図書館が完成したのを機に、はじまった連続講座です。公共図書館の児童室や、学校図書館、文庫の運営などに関わる方々、またはそれらを目指す学生や、ボランティアを対象に、絵本の読み聞かせ、選書と蔵書構成、子どもの本の出版・流通など、子どもと本を結ぶ活動について、多角的なテーマで学びます。それぞれのテーマについて、月に1度、3〜10回連続で、受講者のみなさんとともに考えます。
新しい講座の募集につきましては不定期ですので、機関誌「こどもとしょかん」またはホームページをご覧ください。
いままでの講座のテーマは次のとおりです。
第1期 「子どものための図書館の使命と役割を考える」1998.9〜1999.3
第2期 「本が図書館に届くまで(出版と流通)」1999.4〜10
第3期 「児童室の蔵書を考える」1999.11〜2000.7
第4期 「絵本―グループで読み聞かせるために」2000.10〜2001.7
第5期 「識字について考える」2001.9〜12
第6期 「わらべうた―心地よいことばとの出会い」2002.9〜2003.3
第7期 「幼い人のことばを紡ぐ―わらべうた」2003.6〜7
第8期 「イギリス児童文学作品を通して子どもの本を考える」2003.9〜2004.3
第9期 「次世代の児童図書館員のために」2004.5〜2005.3
第10期 「児童図書館員として読むべき基本図書のリストをつくる」2005.4〜11
第11期 「学校図書館の現場から」2006.5〜11
第12期 「読み聞かせ―あなたは何を読んでいますか?」2007.7〜10
第13期 「ブックトークこの1冊から―あなたはどう紹介しますか?」2008.11〜2009.3
第14期 「蔵書を活かすブックトーク」2009.10〜2010.3
第15期 「いま、子どもの本をつくる・届ける」2010.9〜2011.5
第16期 「児童図書館サービス・基礎コースI」2011.9~2012.3
第17期 「児童図書館サービス・基礎コースⅡ」2012.6~2013.3
第18期 「瀬田貞二氏の仕事——『児童百科事典』と3つの評論集を読む」2013.5〜2014.1
第19期 「今、図書館で何ができるか」2016.7~2017.2
第20期 「江戸の絵本〈草双紙〉の世界」2018.5~6
第21期 「公共図書館の児童サービス」2018.10~2019.1
第22期 「誰にでもひらかれたサービス」2020.9~2021.2