お話会を聞いた子どもたちから、「あのお話を本でも読みたい」という声があがり、その声に応えるため、企画・出版されたのが日本語・ポルトガル語併記のお話集『ブラジルのむかしばなし』です。
2011 年に1 集、2013 年に2 、3 集を刊行。各巻、ブラジルの昔話2〜3話とクイズや歌を載せたソフトカバーの冊子です。
制作にあたり、ご自身で訳したブラジルの昔話を語ってこられた平田美恵子さんと、ブラジリア大学の関野京子先生、ユリ・クニャ・ファウルスティッシュさんにご協力いただきました。
この読書支援活動では、お話会を実施した後、そのお話会で語ったブラジルの昔話が載っている冊子を子どもたち1人1人に贈りました。同級生にポルトガル語のほうを読んで聞かせていた、家族にも紹介してくれたなど、嬉しい反応が返ってきています。
この昔話集全3巻は、地域でご活用いただくため、公共図書館・学校図書館へ1セット差し上げています。
ご希望の方は当館担当までご連絡ください。
「子どもたちに本を贈ろうプロジェクト」としても、お申し込みいただけます。
刊行にあたっては、一般社団法人昭和会館、一般社団法人東京倶楽部より貴重な助成をいただきました。
ブラジルのむかしばなし 1
1100円 カメの笛の会編
A5判 60ページ 2011年
ISBN978-4-88569-217-8
●収録作品 カメの笛/アマゾンのハス/いっしょにくらせなかったシカとヒョウ/フェジョアーダのうた
ブラジルのむかしばなし 2
1100円 カメの笛の会編
A5判 52ページ 2013年
ISBN978-4-88569-218-5
●収録作品 二羽のオウム/ヒキガエルとハゲタカ/ブラジルクイズ など
ブラジルのむかしばなし 3
1100円 カメの笛の会編
A5判 52ページ 2013年
ISBN978-4-88569-219-2
●収録作品 カメのけいりゃく/火を守った鳥ジュルバ/かんたんなポルトガル語をおぼえよう! など