作家の小川洋子さんが、未来に残したい文学作品を紹介するラジオ番組「パナソニック・メロディアスライブラリー」。8/22は『ゆうかんな女の子ラモーナ』(学研プラス)の登場です。
8月22日(日)午前10:00~10:30 TOKYO FM 80.0MHz JFN系列全国38局ネット
https://www.tfm.co.jp/ml/
作者のベバリイ・クリアリーさんは、アメリカを代表する児童文学作家のひとりで、今年3月に104歳で亡くなりました。
代表作の「ゆかいなヘンリーくん」シリーズは、全14冊。ふつうの子どもたちの姿をありのままに描き、世界中の子どもたちに支持されました。『ゆうかんな女の子ラモーナ』は、その9冊目。シリーズ2冊目から登場し、シリーズ後半の主人公となるラモーナは、並外れた空想力と旺盛な好奇心で、次々と問題を起こします。でも本人はいたって真剣。読んでいるうちに「大人にわかってもらえない」ラモーナの気持ちが、伝わってきます。
翻訳は、当館名誉理事長の松岡享子です。アメリカでの児童図書館員時代にこの作品の圧倒的人気を実感し、帰国後に翻訳を手掛けました。
どうぞ番組で、その魅力に触れてみてください。