機関誌「こどもとしょかん」161・春号を刊行しました。
767円 2019年4月
●評論
“夢をかたちに”―― 国際子ども図書館を考える全国連絡会の軌跡
笠原良郎 森 直也 村山隆雄 松岡享子 司会:張替惠子
今号は、2000年、東京・上野に開館したアジア初の国立の子ども図書館である、国際子ども図書館の設立を推進した「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の歩みを、座談会形式で追いました。
政・官・民がタッグを組んで成功した稀有な例といわれる国際子ども図書館の計画が、どのように持ち上がり、開館後20年にわたり、「連絡会」がどのような要望を発信し続けたか……。日本の図書館の現状と課題が浮かび上がる内容です。座談会の出席者は、連絡会会長・笠原良郎氏、連絡会事務局長・森直也氏、国際子ども図書館元館長・村山隆雄氏、松岡享子当館名誉理事長です。
○巻頭言 クマのプーさんの地図に似ている荻窪 司 修
○この人、この本 三芳町立図書館 館長 代田知子さん
○新潟の本棚から 第13回 真壁伍郎
○ランプシェード 「ニューヨーク公共図書館」 松岡享子
・書評『天皇制ってなんだろう?』 『ぼくはこどものぞうです』
・本の会から『変化球男子』
ほか