石井桃子の昔話は、なぜ子どもたちによろこばれるのか

5月上旬に、石井桃子の日本昔話——『ふしぎなたいこ』と『おそばのくきはなぜあかい』を発売します。

「岩波の子どもの本」として刊行された、ロングセラー『ふしぎなたいこ』と『おそばのくきはなぜあかい』収載の6話を取上げ、石井桃子再話の昔話の魅力を探ります。
幼い日に石井が聞いたというお話を辿るとともに、蔵書や研究所を参照しつつ考えてみました。

また、これらのお話を実際に子どもたちに語り続けてきた、松岡享子ほか4名の語り手に、子どもの反応や、お話の魅力についてお書きいただきました。

定価770円（本体700円+税）
杉山きく子 編著
「がんばれ！ 東京子ども図書館の会」発行
東京子ども図書館　発売
A5判　60頁
ISBN 978-4-88569-209-3

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この本は、東京子ども図書館の財政支援のために制作されました。
発行元の「がんばれ！ 東京子ども図書館」の会は、東京子ども図書館を支援する団体です。